日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』は、妻夫木聡さん主演で放送前から注目されていた大型ヒューマンドラマ。
しかし、放送が始まると「期待していたのに少し退屈」「テーマが重い」といった声も…。
なぜ多くの人が“つまらない”と感じてしまったのでしょうか?
この記事では、『ザ・ロイヤルファミリー』がつまらないと言われる理由を5つに分けて深掘りします。
- 豪華キャスト&映像美が話題の一方で日曜日の夜にみるのはしんどいとの声も
- 脚本・演出の重厚さが視聴者を遠ざける要因に
- キャラクターの多さと複雑な人間関係で混乱する視聴者も
- 競馬描写がリアルすぎて初心者にはハードルが高い
もくじ
日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』がつまらない理由5選

引用:TBS
日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』がつまらない・面白くない理由を紹介していきます。
面白くない、つまらない理由について、口コミの評価・評判を調査しました!
- 脚本
- テンポ
- 演出
- 原作の違い
- キャスティングに不満
というところが大きくあります。
① テンポが遅く、展開が読めてしまう
初回から映像の美しさや演技力には圧倒される一方で、「物語のテンポが遅すぎる」という意見が多数。
競馬シーンや事業パートが丁寧に描かれるのは良いのですが、感情的な盛り上がりまでに時間がかかり、
- 「1話で引き込まれなかった」
- 「途中で眠くなった」
という声もSNSで見られます。
② キャラクターが多すぎて感情移入しづらい
明日からドラマか始まるので読んでみた
競馬を知らない私でも充分面白かった✨
その後のロイヤルファミリー(馬、人)を想像して読了。
ドラマのキャスト一覧見ると山王耕造が佐藤浩市…私の中では西田敏行みたいな感じのイメージなんだけどなぁ
役に❓が付いてる目黒蓮は中条耕一かな?#読書 pic.twitter.com/x1KH0wAHkk— まめ (@kmamehama) October 10, 2025
物語の核となる“山王ファミリー”を中心に、多数の登場人物が関わる群像劇。
ただし序盤から登場人物の背景や関係性が複雑に描かれるため、
- 「人物が多くて誰が誰かわからない」
- 「ドラマの主軸がぼやけている」
- 「原作知ってるけどキャストのイメージと合わない」
といった感想も。
人間ドラマを丁寧に描こうとする意図が、逆に物語の分散につながっています。
③ 【脚本・演出】重厚すぎて感情が届きにくい
日曜劇場 ザ・ロイヤルファミリーの音楽を作っています。塚原あゆ子監督との作品作りは刺激的な日々です。
馬を極めます。🏇🐎#ロイヤルファミリー https://t.co/G5YaK60bVI
— Masaru Yokoyama (@masaruyokoyama) September 7, 2025
脚本を担当するのは喜安浩平さん。『笑うマトリョーシカ』などでも知られる実力派ですが、今作ではやや“理屈っぽさ”が前面に出てしまっている印象です。
競馬という題材を通して「夢」「情熱」「家族の絆」を描くテーマは壮大ですが、セリフや構成が重く、視聴者が感情移入する前にストーリーが難解になりがち。
また、塚原あゆ子さんによる映像演出も評価が分かれています。
塚原あゆ子さんが担当していたドラマは、過去に以下のような作品がありました。
- アンナチュラル
- グランメゾン東京
- MIU404
- 着飾る恋には理由があって
- 最愛
- 下剋上球児
- 海に眠るダイヤモンド
日曜劇場や話題作がたくさんありますね。
ザ・ロイヤルファミリーについては以下のような口コミがありました。
- 「映像は美しいけれど、感情が伝わりづらい」
- 「演出が映画的すぎてテレビドラマとしては遠い」
など、芸術性の高さが“親しみにくさ”を生んでしまっているようです。
④ 妻夫木聡さんのキャラが地味すぎる?
主人公・栗須栄治(妻夫木聡)は、誠実で真面目な税理士。
ただしその“堅実さ”が裏目に出て、「感情の起伏が少ない」「共感できない」という声も。
熱い情熱を持つ山王耕造(佐藤浩市)や、野崎加奈子(松本若菜)との関係性もやや淡白で、人間ドラマとしての“熱量”を感じにくいという指摘もあります。
⑤ 競馬描写がリアルすぎて難しい
JRAが全面協力しているだけあり、競馬シーンのリアリティは圧巻。
ただしその専門性が高すぎて、競馬初心者には少しハードルが高いという印象もあります。
- 「専門用語が多くてついていけない」
- 「競馬を知らないと感動が薄い」
といった声が出ており、視聴者層をやや限定してしまっている点が惜しまれます。
日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』の良かった点

一方で、「つまらない」と感じる人ばかりではありません。
SNSでは、以下のような好意的な口コミも多数見られました。
- 「映像が映画みたいに綺麗」
- 「妻夫木くんの繊細な演技に涙」
- 「佐藤浩市さんの存在感が圧倒的」
- 「競馬というテーマが新鮮!」
確かに、映像美や音楽、そして俳優陣の演技力は圧巻です。
塚原あゆ子監督らしい静かな演出や、玉置浩二さんの主題歌「ファンファーレ」も、作品の世界観にぴったり。
特に、北海道の雄大なロケーションで撮影されたシーンは「まるで映画を観ているよう」と好評でした。
日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』がつまらないと感じるのは人を選ぶから
『ザ・ロイヤルファミリー』が“つまらない”と感じる一番の理由は、人を選ぶ作品であること。
競馬や家族の再生というテーマに興味がある人にとっては深く刺さる内容ですが、
「もっとテンポよく、わかりやすいドラマが見たい」という層には少し難しく感じられます。
この作品は“派手さ”よりも“静かな情熱”を描いたヒューマンドラマ。
視聴者が共感できるまでに時間がかかるタイプの物語といえるでしょう。
【まとめ】日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』がつまらない理由5選
最後に、この記事のポイントをまとめます。
ザ・ロイヤルファミリーがつまらない理由
- ストーリーが難しくテンポが遅い
- シリアスすぎて共感しづらい
- 主人公が地味で感情移入しづらい
- 競馬のシーンが多くテンポが止まる
- 登場人物が多く整理できない
ただし、映像美・キャスト・音楽の完成度は非常に高く、じっくり向き合えば深い感動を味わえる作品です。
“日曜の夜に観るには少し重いけれど、心に残る物語”
――そんな評価がぴったりな、挑戦的な日曜劇場といえるでしょう。
大ヒットした日曜劇場『VIVANT(ヴィヴァン)』でも、面白くない・つまらないと言った、酷評コメントや感想があったくらいなので、日曜劇場『19番目のカルテ』の内容が合わない人もいると思います。
それでも、日曜劇場なので話題になること間違いなしだし、キャスティングもこだわっているため期待していきましょう~
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